2021年06月10日
洗顔に大切なのは泡立てとすすぎです。
某美容部員OGさんに正しい洗顔について伺ってきました。
マスク生活から1年以上経過し、大なり小なり弊害が目に見えている方も多いのではないでしょうか。
というわけで本日は毎日のケアの根本ともいえる洗顔について。
意外と知らない正しい方法を某美容部員OGさんに伺ってきました。
(もちろんきめ細かでタマゴ肌をキープしていて見入ってしまうお肌でした。)
それでは早速ご紹介致します。
大切なのは泡立てとすすぎです。
毎日外気にさらし、紫外線や汚れ、さらにはマスクの蒸れやこすれ等、多くのダメージを受けるお顔ですが、実は全身の中でも肌の層が少なく、皮膚が薄いとされています。
・しっかりとした泡を立て、お肌と指の間にクッションを作るイメージで優しく洗いましょう。
・夏に向けて皮脂や汗の分泌が多くなります。おでこや小鼻、あご先等の皮脂トラブルが起こりやすい箇所は特に注意です。(汗の塩分は乾燥の原因になるので、こちらも注意です)
・しっかりと汚れを落としたいとき、つい力が入ってしまいがちですが、洗顔はマッサージではありませんので、皮膚が動くのはNGです。
人差し指は無意識に力が入りやすいので、中指・薬指を使うよう意識してみてください。(ファンデーション等を塗るときもおすすめです)
・洗顔の時間の目安は、朝30秒以内、夜60秒以内程度。長すぎ・短すぎも良くないです。
・泡で汚れを浮かせたら、ぬるま湯ですすぎます。
暑い時期は冷たい水が気持ちいいですが、汚れが落ちる前に毛穴が閉じてしまいます。ぬるま湯で流す→水でひきしめる、と段階を分けると良いです。
また、熱いお湯は乾燥の原因になってしまうのでNGです。シャワーでザーッと流すのも、刺激が強いのでNGです。
・生え際や、水が流れて溜まりやすいあご先、首元までしっかりと流せていますか?両手をクロスさせるように、反対側の手を使うと流しやすいです。
・スキンケアで大切なのは、お肌の中の水分と油分のバランスです。皮脂を過剰に落としてしまわないよう、洗浄力の強すぎないものを選びましょう。
オイリー肌と思っていたら実はインナードライだった、という方も多い(男性の方も多いです)ので、洗顔後の保湿剤の導入効果を高めてくれるオイルインせっけんもおすすめです。
・最後に、やわらかいタオルで優しくおさえるように水分を拭き取ります。
絶対×
・強くこする
・冷たい水・熱めのお湯
・洗顔料が残ってしまう
・皮脂を取りすぎる
泡立て方法
固形せっけんは泡立ちにくい、面倒、というイメージをお持ちの方も多いですが、コツをつかめばしっかりとモチモチの泡を作ることができます。
キメの細かい泡ほど洗浄力を発揮してくれるので、泡立てが重要です。
・強くこすり合わせても泡は立ちません。
・両手の間に空間を作り、それぞれ適量のせっけん・水分・空気を混ぜ合わせるように泡立ててみてください。水分は少しずつ足すのがおすすめです。
・簡単に空気を取り込める泡立てネットを活用するのも〇。
・冷たい水よりはぬるま湯やお湯の方が泡立ちやすいです。
いかがでしたか?
「あ、やっちゃいけないことやってた!」や「これならプラスできるかも」など1つでも発見があったら是非お試しください。