Kahogo.

かつて舟を運ぶ傾斜鉄道として活躍した、蹴上インクライン。
今では春になると桜をまとい、人々の思い出を運ぶ道に。

見る人の心によって懐かしさにも未来への希望にも変わる。
どこか儚く切なく感じる時もある。
桜と同じように、移ろいゆく心を重ねて表現しました。

愛知県田原市生まれのクリエイター。
心の奥にあるときめきを形にしたく、
2023年「Kotto design」として独立。

花や植物をモチーフに、日々の景色にそっと寄り添うようなイラストを描いています。
また、イラストを活かしたWebデザインやグッズ販売も手掛けています。

建造物が多い京都の中で、春の象徴である桜を100年先にも残したいと思いました。
毎年変わらず咲き誇る蹴上インクラインの桜を見て、過去と未来が静かに重なっていく。
そのどこか懐かしく、少し切ない情景が、見る人の心に届けば嬉しいです。