CONCEPT コンセプト
石鹸から、泡、人魚と連想しました。
外の世界に憧れて見上げた水面には
kahogo.石鹸のような、まるいお月さま。
物語の人魚姫は、泡となって消えてしまいます。
石鹸も泡になり、少しずつ小さくなっていくけれど
過去の思い出や、なくなってしまうものも
その人の消えない1部になっていくと思うのです。
出会った人、物、場所、香り、音楽、物語…。
石鹸も、それを手にした人も、お互いに磨かれてつるつるになっていく。
職人さんによって丁寧に磨かれた石鹸で、うけとった人の毎日が輝き出す。
Kahogo.石鹸と、それを手にする人との間にそっと寄り添える作品でありますように。
そんなイメージと、願いを持ちながら描きました。
PROFILE プロフィール
長野県出身。埼玉県在住。
東洋美術学校卒業。
現代美術の工房にて、作品制作スタッフの一員として従事する。(2012年~)
老舗画材メーカー直営のカフェバーにて、スケッチ作家の一員として制作。(2020年~)
他、壁画制作補佐等。
透明水彩絵の具、水性インク、アクリル絵の具を使用し、主に人物画を描く。
色同士が混ざり合う偶然性を生かした作風。
MESSAGE メッセージ
たくさんの素敵なパッケージが並んでいる中からお気に入りを選ぶ瞬間、それを大切な誰かへ贈ろうと想いを巡らす時間、Kahogo.石鹸を手にとる人の、そんな楽しくて幸福な時間を想うと、胸がいっぱいです。
パッケージを目にして、石鹸を使って、あたたかく、やわらかい気持ちになってもらえたらいいなと思います。