Kahogo.

90日という長い時間を掛けて形成される「kahogo.」。その時間に込められた想いをより沢山の方に伝わるようなデザインを目指し、宝石をあしらった指輪をモチーフにして表現致しました。

大切な人に贈る指輪の目安の価値は、「お給料三ヶ月分」と言われています(現在では実際の相場は一ヶ月分だとか)。
ちょうどkahogoが作り出されるのと同じ時間に、多くの課題や人との関わり、活力や思考が含まれていることが想像できるのではないでしょうか。
そんな90日間の結晶として、kahogo soapを指輪に見立てました。
トップの宝石は、オリーブやラベンダー等の石鹸に配合される自然の素材を凝縮したイメージです。

kahogoを手に取ってくださる方にとって、そこに内在するものは勿論、ご自身や大切な人を形成する想いや素材、時間を慈しむことが出来るパッケージになれば幸いです。

京都教育大学 教育学部 美術領域専攻(絵画ゼミ)　卒業。
大学卒業後は企業で販促デザイナーとして勤務する傍ら、イラストレーションを中心とする創作活動を行っています。
アクリルガッシュや油彩などのアナログを基盤とする他、CGを用いたデザイン制作で活動中です。
毎日の中で出会う、一つ一つのものに込められた物語を発見し、表現することをモットーにしています。
多様なモチーフについて他の意味付けを加えて新たな形で見立てる作風を基調とし、見ていただく方々にも気付きと世界観を楽しく共有できる作品を志しています。

第三回、第四回に続きこの度もkahogoの第五回デザインの一つに選んでいただき、大変光栄です。
今回はkahogoを通して「人や時間、想いを慈しむことが出来るパッケージ」を目指して制作致しました。
毎日を頑張るご自身のご褒美として、大切な方へのプレゼントとして手に取っていただければ嬉しいです。