CONCEPT コンセプト
オシドリは、冬になると木陰のある
公園の池などでも観察することができる
カモの仲間です。この時期、雄はとても奇麗な
婚姻色の羽根をしています。
水辺の草の茂みに巣を作る
カルガモなどとは異なり、
高木の樹洞の中などに巣を作ります。
雛は卵からかえるや否やこの樹洞からの
大ジャンプという試練が待ち受けています。
地上への決死のダイブの後は、1~2カ月間
母親と一緒に過ごし生きるすべを学びます。
珍しいというイメージはないオシドリですが、
現在は、越冬地の縮小など生息環境の悪化が進み
狩猟対象からはずされた今も生息数の減少が
心配されています。
今年もいつもの公園で、
オシドリ夫婦が見られるよう
普段の生活の中で
自分にできることはないのかな…と
思いを巡らせて描いた一枚です。
PROFILE プロフィール
日本ワイルドライフアート協会 会員
(一社)日本理科美術協会 会員
【グループ展】
2009年~
◆日本ワイルドライフアート協会展
(山脇ギャラリー/東京都千代田区、他)
2013年~
◆女視展 それぞれがみつめる生命の息吹
(東京交通会館/東京都千代田区)
2016年
◆夏はムシムシ!虫アート展!
(としまえんのもり昆虫館/東京都練馬区)
◆谷津干潟のワイルドライフアート展
(谷津干潟自然観察センター/千葉県習志野市)
2018年~
◆りかび展@TAMA ZOO
(多摩動物公園ウォッチングセンター/東京都日野市)
2019年~
◆理科美術展
(山脇ギャラリー/東京都千代田区)
(ギャラリーフォンテーヌ/東京都新宿区)
2019年
◆理科美図鑑 科学をアートする/
+α こだわりの世界
(長野市立博物館・戸隠地質化石博物館/長野県長野市)
…他
【イラスト・デザインの仕事】
2008年7月~2010年10月
◆ 季刊「消防科学と情報」絵画寄稿
発行/(財)消防科学総合センター
2014年
◆「知床世界自然遺産登録記念 9周年 道の駅
(知床・らうす)特別記念切符」デザイン
2018年・2019年
◆としまえんのもり昆虫館 特別展「螢火」
ワークショップ「クワガタ幼虫飼育講座」
広告デザイン
2021年
◆ 書籍「アート塗り絵コレクション
人物モチーフ編」作品掲載
出版社/Initial Site
…他
MESSAGE メッセージ
ワイルドライフアートを通じて
生き物の生態や面白さ、人との関わりなどを
発信していきたいと思い、創作や展示活動に
注力しています。
絵を観て身近な野生生物に興味を持ったり
癒やされる方がいたらとても嬉しいです。