CONCEPT コンセプト
ニューヨークのデリの二階で何度目かの「銀河鉄道の夜」を読み耽ったことがあります。
異国の匂いと都会の喧騒、想像上の銀河と何者でもない自分。
この世からふわりと浮いてどこまでも自由に、どこまでも不自由に、不思議な空間を漂うようでした。
小説の世界観を夜空に、都会の忙しない営みを摩天楼に、そんな土地で縦書きの文庫本を読む不毛さを人物に表現しました。
いっけん不毛なあの夜は、今では美しい思い出の一つです。
眺めるたびにどこかへ想いを馳せていただけると、とても嬉しいです。
PROFILE プロフィール
陽魚→やんとと、と読みます。
主にデジタルで作品を作っています。
ジャンルやティストにこだわりなく、思いついたものをぼちぼちと。
MESSAGE メッセージ
もしも息が詰まりそうな日常でも、体をケアする間だけは、優しい香りに包まれて、本の中に没頭するように、自由な世界に漂えますように。
パッケージを見て思い出していただけると幸いです。