Kahogo.

まんまるにぼんやりと光る石鹸を見て、月を思い浮かべました。
世界中の出会ったことのない人たちがそれぞれの生活の中で同じ月を見て宇宙でつながっているように
丁寧に手作りされた石鹸が、私の描いた月を通して、手に取った誰かが手作りした日常に溶ける。
それは現実世界に起きる些細で小さなファンタジーだと思うのです。

1995年生まれ・A型・大阪在住
デジタルの絵は全て指でiphoneの画面に描いています。
ちまちまと、自分一人の狭くて小さい世界を小さな画面で
大勢の人に一気に伝わることはなくても、一人一人に手渡しできるような愛のある絵を
自由に気ままに、時々ヘコんだりしながら、作り続けたいと思っています。

私の絵と出会ってくれてありがとうございます。
こうして人の目に触れる機会をとても嬉しく思います。
石鹸が溶け切った後も、その可愛い箱と仲良くして頂けるととっても嬉しいです。