Kahogo.

コンセプトは循環です。
第５弾では、泡になって消える人魚を描きました。
今回は、その後の物語の１場面をイメージして描いています。

人魚は泡になって消えた後、どうなるのか。
本当に消えてしまうのだろうか。
海をただよい、いつしか蒸発して雲になり、雨になって大地に降りる。そこで様々な植物を育むことになる。その中にはきっと、kahogo.soapのもとになるハーブたちも含まれていて、石鹸に生まれかわり、そしてまた泡になる。

私たちの生活にも色々な出来事があって、ひとつの物語が終わっても、またもうひとつの物語が始まっていく。繰り返し繰り返し続けていく。繋いでいく。
そんなイメージを持って描きました。

長野県出身。埼玉県在住。
東洋美術学校卒業。
現代美術の工房にて、作品制作スタッフの一員として従事する。（2012年～）
老舗画材メーカー直営のカフェバーにて、スケッチ作家の一員として制作。（2020年～）
kahogo.soap 5th 採用。（2021年）
他、壁画制作補佐等。

透明水彩絵の具、水性インク、アクリル絵の具を使用し、主に人物画を描く。
色同士が混ざり合う偶然性を生かした作風。

お気に入りのものを眺めたり使ったりすると、ほんの少し心が和やかになります。
そんな心を休ませる瞬間に、寄り添えるものになれたら嬉しいです。