Kahogo.

この作品は、京都ゑびす神社の「十日ゑびす大祭」をテーマに描きました。
商売繁盛を願う人々が冬の夜に参拝し、朱塗りの社殿や参道が提灯の灯りに温かく照らされる情景です。
夜空には、満面の笑顔で鯛を抱えるえべっさんを描き、参拝者に一年の祝福を授けています。
100年先も、この賑わいと文化が絶えることなく続くよう願いを込めました。

小さなころは絵や図工が大好きで、夢中で描く子どもでした。大人になってさまざまな経験を重ね、再び絵を描き始めたのはごく最近です。作品はまだ多くありませんが、ひとつひとつに想いを込めて制作し、公開を続けています。

2024年、グラフィック・アーティストICHI MASAYA氏のグラフィック・アーティスト・ギルド（GAG）に参加し、働きながらグラフィックデザインを楽しむ方法を学びました。
2025年3月、GAG初のグループ展にてグラフィックアート作品を初発表。多くの温かい言葉に励まされ、絵をあきらめずに描き続けることを決意しました。

kahogo11弾で初めてパッケージデザインに採用され、今回2回目の公募採用となりました。これからも、グラフィックデザイナーからグラフィックアーティストへと歩みを進め、100年先にも心に残る作品を目指して描き続けます。